親子でのレッスン

小学校に行く前の小さい人が自分から「ピアノを習いたい」と言ってレッスンを始めても、30分みっちりレッスンするのは至難の技です。5分くらい弾いたら「もういい」と言って終わりになってしまうことはよくあります。

小さな人に無理に弾かせてピアノを嫌いになってほしくないので、そんな時は気持ちを切り替えて、音符カードをゲーム感覚で並べたり、楽譜をお絵描き感覚で書いたりしています。歌を歌ったり、ピアノのめちゃくちゃ弾き(即興演奏?)を一緒にして遊ぶこともあります。

 

お月謝をいただいているのに5分では申し訳ない。そういうこともあって、私の教室では、ご希望があれば残りの時間でお母様のレッスンもしています。
お月謝は一人分ですが時間も一人分ですから、レッスンはほんのちょっとですが、弾きたい曲を練習して来て、着々と仕上げる方もいらっしゃいます。

おうちではお子様が「ママ、ピアノちゃんと練習した?」って聞くそうです。自分だけが「練習しなさい!」と言われるより、「ママも頑張ってるんだ」という方がきっとお子様にとって励みになるでしょう。

 

そういう親子には発表会でも連弾をお勧めします。
下の動画は発表会のために私が編曲し、生徒さん親子で演奏したものを撮影させていただきました。息もピッタリ、親子ならではの演奏です。