最近、このサイトを通じて問い合わせをいただき、
ピアノを始めたおとなの生徒さんがおふたりいらっしゃいます。
おふたりとも、
「いつかピアノが弾けるようになりたいと思っていた」ということで、
とても意欲的ですので、教える私も楽しみです。
おとなのレッスンの場合、私の教室では、
基礎的な教本から始めるのではなく、
弾きたい曲を弾いていただくようにしていますので、
おひとりは今「エリーゼのために」に取り組んでいます。
この方は独学で「トルコ行進曲」を仕上げた後、
「エリーゼのために」の中間部で苦心して、
私のところにいらっしゃいました。
クラシックがお好きで、
ピアノを弾くなら、ぜひクラシックをというご希望です。
「エリーゼのために」が仕上がるのには半年近くかかるかも知れませんが、
ドラマティックに弾くことを目指して頑張っています。
もうひとりの方は「星に願いを」「第三の男」を仕上げた後、
今は「テルーの唄」を弾いています。
楽譜は全て、私が優しく弾けるように編曲したものを使っています。
また、作曲がしてみたいということで、音符をメモしたものを持参され、
今はそれを楽譜に書き起こしている最中です。
ピアノの鍵盤をさぐり弾きしながら作った曲は、まだメロディーだけですが、
伴奏部分も一緒に考えて、ピアノ曲として完成させる予定です。
おとなの生徒さんは、意欲的なので、
自分が思い通りに弾けないことに嫌気がさしてしまうことも多いのですが、
そうならないで楽しく続けられるように、サポートできたらと考えています。