やる気のリハビリ

春です。ベランダでは水仙の花が咲いています。
冬の間は土の下でぐっすり眠っていた球根から葉が出て、やがて花が持ち上がりました。表面には土しか見えなかった植木鉢に水を与え続けてよかった!

 

ピアノの練習も、諦めないで、気長に続けることが大切だと思います。
小学校に入る前の小さな人が、最初はやる気満々だったのに、飽きてしまうことはよくあります。小学生が、だんだん難しくなって嫌になってしまったりすることも。

 

中学生や高校生ともなると、他にもっと楽しいことができて、ピアノを弾く時間が作れなくなってしまったり。大人になると、思うように上達しない自分に嫌気がさしたり。

 

そんな時は、気楽に弾けるやさしい曲を弾いてみることをお勧めします。

通常のレッスンに使っている練習用の本を横において、何か好きな曲を弾いてみましょう。いつもよりやさしい譜面を弾いているうちに、自分の弾くピアノの音に癒されて、楽しい気持ちが甦ってくるはず。

 

中高生なら、初めて見たやさしい楽譜をなるべく間違えずに弾く「初見」のチャレンジも楽しいかも知れません。練習しないで教室へ来て、緊張感を持ってピアノに向かうレッスンも新鮮。集中力のトレーニングができます。

 

周りの人は、こういう時は、焦らずにそっと応援してあげて下さいね。
「あら、いい曲ね」なんて言われると、弾いている人は嬉しい気持ちになりますから。